天寿
アシュリー・ヘギさんが17歳の若さでお亡くなりになりました。
通常の10倍近い速さで老いていくという難病「プロジェリア」という遺伝子の病を患いながらも前向きに生き、私たちに“生”とは何かを問いかけてくれました。
プロジェリアは800万人に1人という難病で、平均寿命はわずか13歳。
生後9ヶ月でプロジェリアと診断されたアシュリーさんは、物心ついた時から17歳で亡くなるまで、この病と向き合ってきた事になります。
生前、彼女はこのように仰っていました。
『わたしがプロジェリアだということには、ちゃんとした理由があるの。神様が与えてくれたものだから、すてきなことなのよ。だから、わたしは大丈夫。』
笑いながら話すアシュリーさんの姿は、毎日を精一杯生きようとする力強さを感じました。
自分の境遇を受け入れ、乗り越え、悲しみの涙で暮らすよりも楽しい人生を歩もう!と決めたからこそ、このような言葉が出てきたのでしょうね。
人が壁にぶち当たった時、それを乗り越えられるかどうか不安や迷いに苦しむけれど、それを乗り越えられる力量を持ち備えているからこそ、その困難は与えられるのだと聞いた事があります。
それが、人の使命なんだと。
高校生の時、校長先生から掛けられた言葉が忘れられません。
「人が嫌がる地味な仕事を、笑顔で率先して出来る人になりなさい。」
講話で仰った言葉なのですが、ずっと今まで心に残っていて、確か息子が小学校卒業の時にも文集に親から一言メッセージとして贈りました。
人の上に立つから偉いんじゃない。
自分が出来る事、与えられた事を一生懸命やるからこそ生きている価値があるんだと。
私は、幼少の頃から目立つことや人から注目されるのを快く思わない質の子どもでした。
今なら
「えーーー!!!」
ってブーイングが飛んできそうですが、これはホントの話。
今でも本質は変わりません。
そんな引っ込み思案な性格が、周りの人をイライラさせたのかもしれませんね。
周りの大人がそれを直そうと躍起になったり、強行手段に講じたり。
その結果として、私には身に余る大役が回ってくる機会が多かったように思います。
幼稚園のお遊戯会の赤ずきんちゃん役や鼓笛のバトンガール、クラス委員、生徒会役員、卒業生劇のマドンナ役、大学の就職課に頼まれて就活体験を執筆したり、会社のディスクロージャー(会社案内)にインタビュー記事が掲載されたり…
思い出してみても、その時の恥ずかしさや苦労が甦ってきてぞっとします。
楽しい思い出に変わった事も多いですけど![]()
父母会の会長や県教委のプロジェクト、今の教室長もそうですが『やらされた』のではなく、チャンスを頂いたのだと考えるようにしています。
ピンチはチャンス![]()
周りの方に鍛えられたお陰で、どんな役が回ってきても今ではどんとこい!で、あまり動じなくなりました。
まだ、やりたい事も沢山あるのでこの世で人生勉強を積んでいかなければなりませんが、日々後悔する事の無いよう、一瞬一瞬を大切にし、アシュリーさんのように人生を楽しんで生きたいです。
『人はこうなのに自分はこうだとか、誰かと自分を比べてどうこう考えたりしない。 誰だって完璧じゃないもの。』
素敵な言葉と感動を世界中に示してくれたアシュリー・ヘギさんのご冥福を、心からお祈り致します。
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